
Raven
レイヴン
【鉄拳8】レイヴンの使い方【初心者〜中級者向け】
キャラクター概要
レイヴンは忍術を操る女性スパイキャラクター。シリーズを通じて独特の変則的な立ち回りで知られ、鉄拳8ではSA(シャドーアサシン)スタンスを核とした翻弄スタイルが大幅に洗練された。分身(ドッペルゲンガー)を呼び出す技、瞬間移動に近いテレポート、残像を残しながら動く技など、「忍者スパイ」のイメージを体現するトリッキーな技が揃っている。
キャラクターのコンセプトは「相手の読み合いそのものを崩すこと」。SAスタンス中の攻撃は通常の攻撃と見た目が全く異なるものが多く、初見の相手にはガードや回避の判断すらままならない。中距離でプレッシャーをかけてSAスタンスに移行し、そこからの中下段の二択でガードを崩す流れが基本戦略になる。
操作難度は高めで、SAスタンスへの移行ルートや各派生技の習熟に時間がかかる。また対策が進んだ相手に対してはリスクの高い場面も多く、中上級者向けのキャラクターといえる。しかし使いこなせたときの爆発力と個性は鉄拳8の全キャラ中でも指折りで、独創的なプレイスタイルを求めるプレイヤーには強くおすすめできる存在。
シーズン2ではSAスタンス中の技が複数調整を受け、特にSA中の下段択の強化とヒート中の展開がより豊かになった。従来のロールに加えて、中距離での牽制性能も底上げされている。
固有メカニクス
SA(シャドーアサシン)スタンス
b+3+4で移行する最重要の固有スタンス。一部の技(b+2,2の2段目、f+2,1の連携後など)からもシームレスに移行できる。スタンス中はレイヴンが低く沈む独特のフォームになり、一部の上段技に対して低姿勢効果を持つ場面がある。
- SA中1:発生が早い上段の突き。カウンターヒットで相手がよろける。相手が動こうとした瞬間に差し込む割り込み択として有効
- SA中2:中段の突き。ヒットで浮かせてコンボ始動が可能。SAスタンスのメインランチャーで、ガードされると不利になるためヒット確認が大切
- SA中3:中段蹴り。リーチがある置き技。ガード時の不利フレームが少なくリスクが低め
- SA中4:中段の回し蹴り。ヒットでダウンを奪い、起き攻めに移行できる
- SA中d+3:下段の足払い。SAスタンスからの崩し手段。ガードを固める相手に対して使う下段択
- SA中1+2:中段の両手突き。発生は遅いがヒット時のリターンが大きく、パワークラッシュ属性を持ちカウンターに強い
- SAキャンセル(SA中b):スタンスをキャンセルして通常状態に戻る。読まれた際の逃げ手段として活用
SAスタンスの強みは「スタンスに入ること自体がプレッシャーになる」点にある。SA中の択を知らない相手は何が来るか分からず、自然とガードが固くなる。その固まりを利用して投げを混ぜるのも効果的。スタンスを見せてキャンセル、また見せて攻撃という「見せキャン」の概念が重要で、この裏をかく読み合いが上達の鍵になる。
ドッペルゲンガー(分身)
特定の技から発動する固有システム。レイヴンの残像または分身が時間差で追撃攻撃を行う。代表的な発動技はf,f+2などで、ヒット時に追撃の分身が後から飛び込んでくる。
ドッペルゲンガーの特性として、本体の攻撃がガードされた後でも分身の追撃がヒットする場合がある。これにより相手のガード解除のタイミングを狂わせることができ、連携の継続択として機能する。コンボパーツとしても使用され、運びながらの中継ぎとして優秀。
テレポート
qcb+3+4で発動するサイドステップに近い位置入れ替え技。相手の背後に素早く回り込む動作で、奇襲手段として機能する。また、起き攻めの場面で表裏択として使うことで相手の起き方の判断を難しくする。
読まれた場合や空振り時に反撃を受けるリスクがあるため、多用すると対策されやすい。ここぞという場面で使うのが重要。
残影(BT状態)
一部の技を出すとレイヴンが背を向けた状態(BT)に移行する。BT状態では専用の技が使用でき、独特のモーションで攻撃できる。BT中は被弾時にカウンターヒット扱いになるリスクがあるため、状況をよく見て移行するかどうか判断する必要がある。BT中4の中段とBT中d+4の下段で二択を仕掛けるのが基本の崩し手段。
強い行動
df+2(中段アッパー)- メインランチャー
発生15Fの中段ランチャー。確定反撃の主力としてだけでなく、相手の技をスカした際の差し返しとしても全局面で使う最重要技。ヒットでフルコンボに移行でき、ダメージリターンが非常に大きい。ガード時は不利になるためむやみに振るのは禁物だが、確反や差し返しの場面では積極的に狙っていく。
b+1,2(中段連携)- 崩しの起点
b+1から2に繋ぐ2段の中段連携。リーチが長く、ヒット後にSAスタンスへの移行択が生まれる。連携の2段目をSAスタンスに移行しそのまま攻め継続するか、キャンセルして仕切り直すかという読み合いが生まれる重要技。ガードされてもb+1単発で止めれば不利フレームが少なくリスクを抑えられる。
f,f+3(突進中段蹴り)- 距離詰め兼牽制
前ステップから出す中段の蹴り。発生は遅めだが、リーチと前進距離があり中距離から一気に間合いを詰めながら攻撃できる。ヒット後の有利を活かしてそのまま攻め継続が可能。硬直差が比較的良好で、ガードされても状況を選べば反撃を受けにくい場面がある。
df+1(中段チェック)- 牽制の基本
発生13Fの中段。ヒット後に有利フレームを取れるため、ヒットを確認したらそのまま攻め継続できる。ガード時のリスクも低めで、近距離での固めと中距離の牽制の両方で使える万能な技。レイヴンの通常立ち回りを支える基本技のひとつ。
b+2(中段手刀)- SA移行の入り口
中段の手刀打ちで、ヒット・ガードどちらの場合もSAスタンスへの移行択が生まれる。この技からのSA移行はレイヴンの攻めのパターンとして最も重要な流れの一つ。b+2でスタンスに移行し、相手の反応を見てSA中の技を使い分ける。ガードされた後にSAスタンスに入れば、そこからの読み合いで状況を作り直せる。
SA中d+3(下段崩し)- SAからの崩し
SAスタンス中からの下段足払い。SAスタンスに入った後、相手が中段ガードを固めているとき使う崩し技。ヒット後の有利を活かして攻め継続が可能。SAスタンスを見てガードを固める相手への回答として積極的に使いたい。
4(発生11F中段蹴り)- 暴れ・割り込み
発生11Fの高めの中段(または上段に分類される場合あり)キック。早い発生を活かした割り込みや暴れとして使う。リーチもそこそこあり、近距離で相手が動こうとした瞬間を潰すのに重宝する。
弱い行動・注意点
SAスタンスの多用は読まれる
SAスタンスへの移行は非常に強力だが、毎回同じタイミングでスタンスに入ると相手に慣れられる。スタンスを見てから横移動や暴れで対処する相手には、スタンスキャンセル(b入力)と攻撃のタイミングを変えることが大切。スタンス択を一辺倒に繰り返さず、通常の連携・投げ・スタンスをバランスよく混ぜることで初めてレイヴンの択が機能する。
BT状態のリスク
背向け(BT)状態での被弾はカウンターヒット扱いになり、大きなコンボダメージを受けてしまう。BTに移行した後は相手の動きをよく確認し、攻撃が来そうな場合はすぐにBT技を出すか、ガードに切り替えることが重要。BTを多用してリスクを抱え込まないよう注意したい。
正面からの殴り合いは得意でない
レイヴンの強みはスタンスやBT・テレポートといった固有要素にある。通常の立ち技の性能は標準的なため、真正面から力でごり押しするスタイルには向かない。強みを活かせる場面を作るために、まず中距離での牽制や差し返しで状況を整えてからスタンス展開に持ち込む意識が大切。
確反性能は平均的
df+2による15F確反は全キャラ共通の水準だが、それより短いフレームでの確反択が他のキャラほど豊富ではない。確反の精度が勝率に直結するゲームである鉄拳8において、相手の大きな隙には必ずdf+2を入れる習慣をつけておくことが重要。
立ち回り
近距離
近距離はdf+1とb+2を主軸に置く。df+1ヒット後の有利を活かして攻め継続し、b+2からSAスタンスへの移行で読み合いを仕掛ける流れが基本。相手がガードを固めてきた場合は投げで崩すか、SAスタンスからd+3の下段を選ぶ。
相手が暴れてきたときは4の早い発生で迎撃するか、前もってガードしてdf+2で確反を狙う。SA中1の割り込みも有効な暴れ潰しになる。
近距離でBT状態に入れた場合は、BT中4の中段とBT中d+4の下段の二択を即座に仕掛ける。相手がBTからの択に不慣れな場合はここで大きなダメージを取ることができる。
中距離
中距離はレイヴンが最もプレッシャーをかけやすい間合い。f,f+3の突進技で接近しながら攻撃を仕掛けるか、b+1,2のリーチを活かして牽制する。
相手の技を空振りさせた際はdf+2で差し返すのが基本。スカし確認の精度を上げることがレイヴンの中距離戦の鍵になる。
テレポートは中距離からの奇襲手段として活用できる。相手が技を振った後の硬直中に使うと背後を取れる場面があり、ここぞというタイミングで使うことで相手の思考を乱せる。
遠距離
遠距離でレイヴンが積極的に攻める手段は限られる。ダッシュガードや低ダッシュで距離を詰め、中距離に入ってから上記の行動を展開することを優先する。遠距離で焦って技を振ると大きなリスクだけが残るため、辛抱強く間合いを詰める忍耐が求められる。
壁攻め
壁際はSA中の二択とBT二択がさらに強力になる間合い。相手が壁を背負っている状態でSAスタンスに入ると、SA中2の中段とSA中d+3の下段の択が非常に厳しくなる。
壁スプラット後はb+2,4,BT移行からのBT中2,4で安定した壁追撃を入れることができる。ダメージ重視ならdf+1を挟んで追撃ルートを伸ばす。ヒート中は壁際での択がさらに広がり、ヒートバーストを利用した崩しも選択肢に入ってくる。
壁際でテレポートを使い表裏を崩す手段も有効。相手が起き上がる際にテレポートで背後を取り、そこからBT中の択を展開することで相手のガード方向を迷わせることができる。
おすすめコンボ
基本BnBコンボ
df+2始動(メインランチャー)
- df+2 → f+3 → df+1 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約58。レイヴンの基本コンボでまず覚えるべきルート。b+2,4の入力後にBT状態に移行し、BT中2,4でフィニッシュする流れをトレーニングモードで繰り返し練習しよう
uf+4始動(跳び蹴り)
- uf+4 → f+3 → df+1 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約55。相手の下段をジャンプ回避した際に出るuf+4からのフルコンボ。下段読みで飛んだ場合の最大リターンとして覚えておく
4,3始動(中段2段技)
- 4,3 → ダッシュ → df+1 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約50。カウンターヒット時にコンボが繋がる択。ダッシュのタイミングが重要
SAスタンス始動コンボ
SA中2始動(SAスタンスランチャー)
- SA中2 → ダッシュ → df+1 → f+3 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約60。SAスタンスのメインランチャーから入るコンボ。ダッシュで距離を詰めるタイミングを掴むことが安定化のポイント
SA中1(カウンターヒット)始動
- SA中1(CH) → f+3 → df+1 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約55。SA中1のカウンターヒット時にコンボが繋がる。相手の暴れを誘ってSA中1で迎撃するパターンで狙う
壁コンボ
壁到達後の追撃(安定型)
- 壁やられ → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約28(壁追撃分)。レイヴンの最もシンプルな壁追撃。まずこれを安定させることが先決
壁コンボ(ダメージ重視)
- 壁やられ → df+1 → f+3,3+4
- ダメージ:約32(壁追撃分)。df+1を挟んで追撃ルートを伸ばす中上級者向けの壁コンボ
壁コンボ(BT択から)
- 壁やられ → df+1 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約30(壁追撃分)。df+1からBT移行で締めるルート。壁コンボの標準的な選択肢として覚えておく
ヒートコンボ
ヒートダッシュ活用(高火力)
- df+2 → f+3 → b+2,4(ヒートダッシュ) → df+1 → f+3 → BT中2,4
- ダメージ:約72。ヒートダッシュを差し込むことで通常コンボよりダメージを伸ばす。ヒートダッシュのタイミングはb+2,4の直後に即入力
ヒートバースト始動
- BT中4(ヒット) → ヒートバースト → ダッシュ → df+1 → f+3 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約68。BT中4のヒットを確認してからヒートバーストで状況を延長するコンボ。ヒット確認の精度が必要
ヒートエンゲイジャー始動
- ヒートエンゲイジャー対応技(ヒット) → ダッシュ → df+1 → f+3 → b+2,4,BT → BT中2,4
- ダメージ:約65前後。ヒートエンゲイジャー技からのフルコンボルート。ヒート発動と同時にコンボを取れる実戦的な選択肢
確定反撃
立ちガード後
- 10F:1,2(ジャブ二段。基本確反。まずこれを確実に入れることから始める)
- 12F:df+1(中段チェック。ヒット後に有利を取れるため攻め継続可能)
- 15F:df+2(コンボ始動ランチャー。大きな隙のある技に対して最大リターン。レイヴンの確反の軸になる技)
しゃがみガード後(立ち途中)
- 11F:WS+4(立ち途中の基本確反。下段をガードした直後に最も多用する。2段まで確定するため安定したダメージが取れる)
- 15F:WS+2(立ち途中ランチャー。大きな隙の下段技に対してコンボ始動を狙う。発生と浮かせ性能のバランスが良い)
確反のポイント
レイヴンは確反の火力自体は十分あるが、確反の選択肢のバリエーションが他キャラほど多くない。まずは1,2(10F)とdf+2(15F)を完全に身体に染み込ませることを最優先にする。トレーニングモードのガード後確反機能を使い、様々な技のフレームを体感しながら染み込ませていくのが効果的な練習方法。
起き攻め
ダウン後の基本
相手をダウンさせた後は、起き上がりパターンを読んで適切な行動を重ねる。レイヴンの起き攻めはテレポートを絡めた表裏択が特に強力で、他のキャラにはない独自の崩し方ができる。
起き上がりへの中段重ね
- df+1を重ねるのが安定。ヒット時はそのまま攻め継続、ガードされてもリスクが低い
- SA中3(中段蹴り)を重ねることで、SAスタンスからの中下択に持ち込む選択肢もある
起き上がりへの下段重ね
- SA中d+3の下段を重ねてヒット確認から攻め継続。ヒット後の有利を活かしてdf+1でさらに追い打ち
テレポートを使った表裏択
- ダウンした相手の起き上がりタイミングに合わせてテレポートを使い、背後を取る
- 相手が前方向のガードをしていると背後からの攻撃がそのまま通る場面がある
- 読まれた場合はリスクがあるため、一度やって通ったからといって毎回使うのは禁物
寝っぱなしへの対応
- 下段技や追い打ち技で追撃を入れる。相手がずっと寝ていると判断したら確実にダメージを重ねる
- SAスタンスに入って見せてから待ち、起き上がりに合わせてSA択を重ねるのも有効
壁際の起き攻め
壁際でのダウンを奪った後は選択肢が最も豊富になる。SAスタンスを見せてプレッシャーをかけつつ、起き上がりに対してSA中2やSA中d+3の択を重ねる。テレポートで背後を取る択も壁際では特に効果的で、相手が壁を意識してガードしている方向を迷わせることができる。
ヒート中の壁際起き攻めはさらに選択肢が広がり、ヒートバーストを使った状況継続も選べる。壁と起き攻めが重なるレイヴンの最大の得意状況なので、ここでのパターンをいくつか用意しておくと試合運びが楽になる。
参考情報
フレームデータの詳細はレイヴンフレームデータを参照。各技のガード後の有利不利を確認し、確定反撃に入れる技・入れない技の判断精度を高めよう。
コンボレシピの一覧はレイヴンコンボにまとめている。基本コンボから状況別の応用コンボまで整理されているので、コンボ精度の向上に活用してほしい。
さらに深く学びたい場合は以下のリソースが参考になる。
- YouTube検索:「Tekken 8 Raven guide」「鉄拳8 レイヴン 攻略」でSAスタンスの解説動画や立ち回り解説が見つかる。シーズン2の変更点に対応した最新動画を優先して参照するとよい
- X(旧Twitter)検索:「#鉄拳8 レイヴン」「#TEKKEN8 Raven」でコンボ動画や対戦テクニックが共有されている
- プロプレイヤーの試合動画:レイヴン使いのプレイヤーの大会映像はSAスタンスの実戦的な活用場面を学ぶ上で参考になる
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