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デッキ

プレイスタイル

カナヱは仮面のメガミであり、劇場の舞台に立つ演者のように複数の戦術ルートを切り替えて戦う上級者向けキャラクターです。「幕(まく)」と呼ばれる進行カウンターシステムと、「構想(こうそう)」と呼ばれる条件達成カードシステムという2つの独自メカニクスを持ちます。

幕システムでは、ほかげきらぼしで幕を進めるたびに空想(0-10・X/1)の打点Xが上昇し、封殺(宣言した切り札使用不可・赤の幕では通常札も封印)の強度が変化し、残光(相手手札を見て山底へ)の使用条件が変わります。幕の値と色(紫→緑→赤の循環)を把握して最適なタイミングでカードを使うのがカナヱの技術です。

構想システムでは、脚本化・断行・たまゆらふみで構想カード(殺陣・桜飛沫・鼓動・明転・粒立て・位置取り)を準備し、そのターン中に達成条件を満たしてリソースを得ます。

プレイ難度は非常に高く、全メガミの中でも最上位クラスの技術力が求められます。しかしその分、使いこなした時のリターンは絶大です。

得意間合

空想(間合0-10)・脚本化(間合2-8)・あたらよちよに(間合0-4)という広射程カードが揃っているため、特定の間合に依存しません。演出化(間合2-3)を使う際は近距離に入る必要があります。幕の状態によって強いカードが変わるため、固定した得意間合より幕に合わせた間合管理が重要です。

キーカード

通常札(計略・行動・攻撃)

  • 空想: 攻撃・間合0-10・X/1(X=幕の値÷2切り上げ)。幕が偶数の時は攻撃後に間合⇔ダスト:1の間合調整ボーナスも得られる。序盤(幕1-2)は打点が低いが、幕が進むほどXが増して強力な全距離対応攻撃になる。ほかげきらぼしで幕を進めることで空想の打点を高めるのがカナヱのビートダウン戦術の核。
  • 演出化: 攻撃・間合2-3・2/1。幕の色が紫ならば+0/+1(2/2)に強化される。攻撃後はそのターン構想を進められなくなるデメリットあり。ほかげきらぼしで幕を紫に合わせてから使うと確実な近距離打点になる。
  • 脚本化: 攻撃・間合2-8・0/0。攻撃後に追加札から構想カードを1枚準備できる。ダメージはないが間合2-8の広射程で攻撃判定が発生するため殺陣の達成回数カウントに加わる。終了フェイズに捨て札から山底に置くことも可能(相手に集中力+1)。
  • たまゆらふみ: コスト1・行動。追加札または達成済から構想カードを1枚準備できる。使用済状態で前のターンに構想を進めていなければ自動的に再起する(相手に集中力+1)。構想管理の中核切り札でコスト1という軽さが魅力。
  • 残光: 行動。幕の色が紫または緑の時、相手の手札を全て見てその中から1枚を山底に置く強力な妨害カード。相手に集中力+1を与えるデメリットがあるが、相手のキーカードを把握して山底に沈める情報戦・妨害の価値は高い。赤の幕では使用不可なためほかげきらぼしで幕色を管理する必要がある。
  • 封殺: 付与・容量3。展開時にカード名を1つ宣言し、展開中は相手のターン中に宣言した切り札を使用不可にする。さらに幕の色が赤の時は通常札も使用不可になる超強力な制限に変化する。破棄時に集中力+1。ほかげきらぼしで幕を赤に合わせてから展開することで通常札まで封じる最大効果を得られる。
  • 断行: 行動。纏い1回を任意で行った後、纏い以外の基本動作を1回行える(2アクション)。全力化すると追加札または達成済から構想カードを1枚準備し、相手を畏縮させる強力効果に変化する。コスト4のあたらよちよにに向けて纏い+宿しでフレアを素早く確保する動きが強力。
  • 明転: 計略(構想カード)。このターンに矢印効果を1回解決(達成×2)、2回以上解決(達成×2)という2段階の達成条件を持つ。基本動作をするだけで達成できる最も達成しやすい構想カード。断行1枚で矢印効果を2回解決するため2段階目の達成も容易。
  • 鼓動: 計略(構想カード)。このターンにライフが変化した(達成×2)、このターンにライフが一度に2以上変化した(達成×1)という達成条件を持つ。空想がライフに通ればX分だけライフが変化するため、幕が進んでXが大きければ一度に2以上のライフ変化も狙いやすい。
  • 粒立て: 計略(構想カード)。このターンに(準備されたのでなく)全力カードが使用された(達成×1)という達成条件。断行を全力化して使うことで自然に達成できる。
  • ほかげきらぼし: コストX(Xは現在の幕の値)・行動。幕の色に応じた効果を得て即再起し次の幕(幕+1、色が次の色)へ進む。幕を進める唯一のカードで空想の打点上昇・封殺の赤幕効果・演出化の紫幕強化・残光の使用条件管理など全てのシステムがほかげきらぼしを中心に動く。コストが幕の値と同じなので幕が進むほどコストも上昇する点を管理する必要がある。
  • 位置取り: 計略(構想カード)。現在の間合がターン開始時から2以上変化かつ8以下(達成×2)、5以上変化(達成×1)という達成条件。断行の2アクション基本動作や空想(偶数幕で間合⇔ダスト:1)との組み合わせで達成しやすい。
  • 桜飛沫: 計略(構想カード)。このターンに3個以上の桜花結晶が付与札以外の領域へ一度に移動した(達成×1)、5個以上が一度に移動した(達成×1)という達成条件。空想のX値が大きいほど一度にオーラから多くの結晶が移動して条件を満たしやすい。
  • 殺陣: 計略(構想カード)。このターンに攻撃か対応が2回以上行われた(達成×2)、5回以上行われた(達成×1)という達成条件を持つ。脚本化(0/0攻撃)→演出化または空想という2枚使いで2回達成が容易。5回は即興(緑の幕でカード回収)や複数枚の攻撃カードを使う必要がある。
  • はらからのあまつそら: コスト2・行動。手札の通常札1枚を取り除いて眼前構築で選ばなかった通常札1枚を手札に加えられる。またこのカード自体を取り除いて眼前構築で選ばなかった切り札1枚を未使用で得るという選択肢もある。ゲーム中に構築を変更できるユニークな切り札。

切札

  • あたらよちよに: コスト4・攻撃/対応・間合0-4・2/1。対応として使用すると相手の切り札でない攻撃を打ち消し、通常札ならば山底に埋め込む(再構成まで使用不可)という強力な対応能力を持つ。断行の纏い+宿しでコスト4を確保してから構えるのが基本。封殺と組み合わせて切り札・通常札の両方をカバーする二重防御も強力。
  • 即興: 行動/対応。手札から他のメガミの全力でない攻撃カードを1枚使用できる。対応中ならその攻撃も対応扱いになる。幕の色が緑の時は使用したカードを手札に戻せるため繰り返し使える。ペアのメガミの攻撃カードを活用して攻撃回数を稼ぎ殺陣の達成を狙うカード。

固有メカニクス

幕システム

カナヱは「幕」という進行カウンターを持ちます。幕には数値(1、2、3...)と色(紫→緑→赤→紫...の循環)があります。ほかげきらぼしで幕を進めると幕の値が+1、色が次の色に変わります。

幕の値が大きいほど空想のX打点が上昇(幕3ならX=2、幕5ならX=3など)します。幕の色によって使えるカード・効果の強度が変わるため、幕色の管理がカナヱの基本技術です:

  • 紫の幕: 演出化が2/2に強化。残光の使用可能。
  • 緑の幕: 残光の使用可能。即興で使ったカードを手札に回収できる。
  • 赤の幕: 封殺が通常札も封印する最強状態に。残光は使用不可。

構想システム

カナヱの計略カード(構想カード)は脚本化・断行・たまゆらふみで「準備」(手元に配置)した状態で、そのターン中に達成条件を満たすとリソースを得るシステムです。

準備した構想カードの条件を満たすと「達成」となり、達成回数に応じて結晶等のリソースが発生します。達成した構想カードは「達成済」エリアに移動し、たまゆらふみで再度準備することで再利用できます(その場合たまゆらふみは取り除かれる)。

立ち回りのコツ

序盤(1巡目)

眼前構築の段階で構想カードの選択と、ほかげきらぼしで幕をどこまで進めるかの目標を決めておきます。1巡目はたまゆらふみ・断行で構想カードを準備しながらほかげきらぼしで幕を進めます。明転(基本動作で達成)を優先して準備しておくとリソースを稼ぎやすいです。

中盤(2巡目以降)

幕が進んで空想の打点Xが2以上になってきたら攻撃圧力をかけます。ほかげきらぼしで幕を赤に合わせてから封殺を展開すると相手のキーカードを完全に封じられます。残光で相手の手を把握してから封殺でそのカードを指定する連携が強力です。あたらよちよにのコスト4を断行で確保して構えておきましょう。

終盤(決着)

空想のXが高い状態(幕5以上)ではX/1の打点が5以上になりビートダウン力が増します。殺陣の5回達成を狙って即興・脚本化・演出化・空想を組み合わせて一気に攻め込みます。構想カードの達成リソースで切り札コストを確保し、あたらよちよにで相手の対応を無効化しながら詰めます。

おすすめペア

  • チカゲ: 毒で相手の手札を荒らしながらカナヱの火力を叩き込む構成。情報を奪うことでカナヱの二択がさらに強力になります。
  • レンリ: 偽証と仮面の二重の欺瞞で相手を完全に翻弄します。どちらのメガミも読み合いを仕掛けるため、相手の対処が極めて困難です。
  • サイネ: 安定した中距離の攻防でカナヱのトリッキーな動きを支えます。サイネの対応札がカナヱに足りない防御面を補完します。
  • ユリナ: 純粋な火力の上乗せ。ユリナの攻撃圧力でビートダウンの信頼性が上がり、相手は封殺や構想への対処に手を回す余裕がなくなります。

苦手な相手

対応力が高く封殺・あたらよちよに・構想達成の全方面に対処できるメガミは苦手です。また、カナヱ以上の速度で攻めてくる超攻撃型のメガミに対しては、幕の管理やほかげきらぼしのコスト準備をしている余裕がなく押し切られることがあります。

注意点

  • 全メガミ中でも最高クラスの難易度です。幕システムと構想システムの両方を理解してから対戦に臨みましょう
  • ほかげきらぼしのコストは幕の値と同じです。幕が進むほど使用コストが重くなるため、幕の進め方を計画的に管理してください
  • 封殺は宣言するカードの読みが必要です。残光で相手の手札を確認してから宣言するのが理想的
  • 幕の色(紫・緑・赤)と現在の状態を常に把握すること。どのカードが効果的かが幕の色で変わります
  • 構想カードは準備してから達成条件を満たす必要があります。準備したターンに達成できるルートを計画してから準備しましょう